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【no.35 平成25年3月】

日本アイアイ・ファンドによる植林実態の報告

日本アイアイ・ファンド代表
島 泰三

 植林の経緯 

チンバザザ動植物公園のラミー。人の大きさを比較の基準にした。ここ4年間のラミーの育ち方が分かる

1999年、ラミーの種子約50個が発芽(熱帯雨林産ボアビニ種Canarium Boivini)

2001年、ラミーをチンバザザ動植物公園に30本、アンタナナリヴ事務所に8本植え替え。チンバザザ動植物公園では現在6本が事務所では8本が残っている。

2009年、ラミー種子100個採集。苗畑をはじめるも、発芽せず。

2010年、ラミー種子5150個採集(乾燥林産マダガスカリエンシス種Canarium madagascarensis)。苗畑整備。
アンジアマンギラーナ苗畑で植えた2450個のうち1500本発芽。同年、11月には1000本を保護区に植林。同時に、アカシア2000本を植林。

アンジアマンギラーナ村のバナナ畑につくられたラミーの苗床

2011年、ラミー:アンタナナリヴで2700個のうち170本が発芽。
アンブヒジャヌ村に60本を植林。
アンタナナリヴ近郊に150本植林。
アンジアマンギラーナ村内基地周辺に100本を植林。
アカシア:アンジアマンギラーナ保護区周辺に870本を植林。
アンジアマンギラーナ村内基地周辺に60本を植林。
苗畑の整備:ラミーの種子830個、アカシアの種子3280個の植え付け。

2012年、アカシア2000本、シトロン100本をアナイジャヌ村内に植林。
苗畑の再整備:パパイア種子5000個植え付け、ラミー5000個収集。

2010年以降の植林合計:
ラミー1850本、アカシア4930本、シトロン100本



 最近の植林活動の詳細 

植え付け前のアカシアの苗(左)とラミーの苗(右)2010年11月

2010年3月、ラミーの種子約5150個を保護区内アナラランベと保護区北方のアンカラミベで収集し、アンジアマンギラーナ苗畑に2450個とアンタナナリヴ事務所苗畑に2700個を植えた。
アンジアマンギラーナでは2010年10月までに約1500本が発芽し、1000本を保護区内に植林した。アンタナナリヴ事務所苗畑では、2011年12月までに170本が発芽した。

2010年11月、アンツイヒ北方35キロアンタナンバオ・ノルでアカシアの苗を購入。

2010年12月、アカシアの苗2000本をマナサムディ山と保護区の草原地帯に植林(Acacia amazone とAcacia californie各1000本)。

植え付けには、アンジアマンギラーナ村婦人会、植林支援会COBA(Communaute de Base)が、マダガスカル・アイアイ・ファンドに協力

2011年3月、アンタナナリヴ北部郊外のアンブヒジャヌ村に60本のラミーを植えた(2010年10月に発芽を確認して、アンジアマンギラーナ苗畑から掘り出してきたもの)。

2011年12月、第10境界標識のアカシア植林地には500本が活着していた。
ラミーはアンジアマンギラーナ川上流域のアナラランベとアンダバカンジャ間の河原とその周辺に2〜3メートル間隔で540本を、アカシアはマナサムディ山頂上付近に1ヘクタールあたり400〜500本の密度で870本をそれぞれ植林した。
さらに100本のラミーと60本のアカシアを基地周辺(タナンバザー)に植えた。
また、ラミーの種子は830個、アカシア3280個の種子をそれぞれ作成したビニール製苗用袋に植え、クラニ所有の苗畑に植えた。ここではラミーとアカシアの苗のほか、バナナとパパイア、マンゴーなどの果樹と苗畑を作っている。

2012年アンブヒジャヌ村にて、2010年発芽の苗(すでに人の背丈より高いものさえある)。乾燥林産マダガスカリエンシス種。熱帯雨林産ボアビニ種より成長が早い。

アンタナナリヴ事務所の苗畑に発芽したラミー150本をアンタナナリヴ近郊に植林。

2012年3月、2000本のアカシアと100本のシトロンを保護区中央のアナイジャヌ村内(アンジアマンギラーナ保護区の三つの村の一つ)に植林した(チンバザザ動植物公園との協力事業)。

2012年5月、クラニ方の苗畑で種子が全滅したため植林用種子の採集と苗畑の再整備を開始。6月にはパパイア種子5000個を苗畑に植え付け、12月には5000個のラミー、アカシアの種子を収集した。

チンバザザ動植物公園のラミーの10年後の姿が分かっているので、アンブヒジャヌ村の10年後の林が想像できる。アイアイ数頭を飼育できそうである。

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