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■島泰三代表の本

「マダガスカル アイアイのすむ島」 島泰三著

アイアイをはじめとする稀少生物の宝庫、「時の箱舟」ともいうべき島、マダガスカルに魅せられた著者は調査・研究のために二十年間、何度も島を訪れた。自然の破壊が進み、森が消えていくなかで貴重な生物が絶滅の危機にひんしている。長年、自然保護に奔走し、調査につとめた霊長類学者がマダガスカルの自然と人をエピソード豊かに描く。
【管理人のひと言】島代表がどのようにマダガスカルと関わってきたか、またその苦労がよくわかる本です。調査や研究のためにここまでするか!と、びっくりすることばかり。きれいなカラー写真(かわいいレムールもたくさん)も満載されています。


「親指はなぜ太いのか―直立二足歩行の起原に迫る」 島泰三著

一本だけ離れて生えている太くて短い親指、ガラスさえ噛み砕くほど堅い歯。人類の手と口は、他の霊長類に例のない特異なものである。霊長類の調査を長年続けてきた著者は、サルの口と手の形、移動方法は、その主食によって決定されることを解明し、「口と手連合仮説」と名づけた。なぜアイアイの中指は細長いのか、なぜチンパンジーは拳固で歩くのか、そして人類は何を食べ、なぜ立ちあがったのか。スリリングな知の冒険が始まる。
【管理人のひと言】サルに興味のない方でも、自分=人間のルーツには興味があるのではないでしょうか? そんな方のための霊長類学入門の書として、オススメの一冊です。新書でお手ごろですし。


「はだかの起原―不適者は生きのびる」 島泰三著

[ヒトの裸の皮膚は自然淘汰で生じたはずはない][ダーウィンは変だ][ダーウィンは裸の起原を解明できない][裸の獣][特別な裸の獣たち][裸体化仮説][人類海中起原説][突然変異による裸の出現と不適者の生存][火と家と着物と][ネアンデルタールの家][裸の人類はどこで、いつ出現したのか?][重複する不適形質を逆転する鍵は?]
【管理人のひと言】人間はなぜハダカなのか!? サルはなんで雨の中、外にいても大丈夫なのか!? どうして人間はこんなに弱っちい姿に進化したのでしょうか?…その謎に迫ります。ダーウィンへの島代表の切れ味鋭いツッコミは必読です。


「サルの社会とヒトの社会―子殺しを防ぐ社会構造」 島泰三著

サルには子殺しがあるが、ヒトは「わが子殺し」をする…。霊長類学者として、餌場でなく野生状態での調査を重ね、ニホンザルからマダガスカルの原猿類の社会構造を研究してきた著者。長い研究生活の中で見えてきたものは?
「引用文献リスト」はこちら。
【管理人のひと言】サル学の先には人間学があるんですね。ホモサピエンスやってくのもラクじゃないです。私も自分の子を持ってつくづくこの本の中の島先生の言葉の重みを実感してます。サル学界の色々に興味がある方にもオススメ。



「アイアイの謎」 島泰三著

リスのような歯をもち、コウモリのような大きな耳、そして理解をこえた奇怪な手の指。18世紀の“発見”以来アイアイは動物学者を悩ませ続けた。熱帯雨林の闇夜にひそむ「南の島のおさるさん」。不思議なアイアイの謎を追う。
【管理人のひと言】どくとるアイアイ・島泰三代表のアイアイ研究集大成。謎のおサルさん・アイアイの不思議なルックスの秘密がすべてわかります。



「どくとるアイアイと謎の島マダガスカル〈上〉〈下〉」 島泰三著

本書では、アイアイの謎を解こうとする科学者の魂と、生き物の世界の驚異を新鮮に感じとる少年の心が見事に共鳴しあいながら、機知とユーモア、微苦笑と爆笑のなか、次つぎと珍しい動物たちが登場し、エキサイティングなマダガスカルをたっぷり味わせる。
【管理人のひと言】管理人イチオシ! レムール、マダガスカル初心者の方にはまずこの本から読んでいただきたいッ。イヤ、レムールにもマダガスカルにも興味ないよっていう方でも楽しめることうけ合い。次々と難題が降りかかり、超強烈な個性派キャラも続々登場、途中で「アレ? これって冒険小説だったっけ?」と思っちゃうかもしれないくらいに波乱万丈。最後まで貴方を飽きさせません。


■ファンド会員の本

「MISAOtrA! マダガスカル」 佐藤純子著

不思議な魅力溢れる巨大な島、マダガスカルへの「ありがとう」がいっぱいつまった初めての入門・マダガスカル語会話集。
[いざ!マダガスカルへ][マダガスカル島全図][コミュニケーション編][数量編][お金編][動物編][植物編][食事・料理編][MOZIKA(ムジカ)―音楽][天気編][乗り物編]
【管理人のひと言】佐藤さんのかわいいイラスト満載。見てるだけでマダガスカル気分が味わえます。マダガスカルに持っていって、指差し会話にも使えそうです。


「坂本龍一のアフリカ ― ELEPHANTISM」[DVD2枚付] 坂本龍一著

混沌を極める世界…… 「我々はこのまま争い続けなければならないのだろうか」
このDVD BOOKは、坂本龍一が人類揺籃の地アフリカに、その解答を求め訪れたドキュメンタリーである。人類の過去から我々の本質を顧み、そしてゾウの知性溢れる生態から我々は何を学びとることができるのであろうか。
アフリカの大自然、研究者や現地の人々との出会い。このDVD BOOKのためだけに撮影されたオールロケ映像と、製作総指揮を務めた坂本龍一が自ら書き下ろした音楽が全編を彩る。更に、新曲のミュージッククリップを収録。





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