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【No.50 2020年5月】

「マダガスカルのコロナ対策」

日本アイアイ・ファンド代表
島 泰三


2020年春、世界が新型コロナウイルスの大流行で未曾有の危機に直面して右往左往している頃、マダガスカルではまったく意外な処方箋を編み出したようだ。
(Pars Today 4月21日2020、19:05)
「汎アラブ日刊紙Al-Quds-Al-Arabiのウェブサイトによるとマダガスカル共和国ラジョエリナ大統領は、4月20日月曜、マダガスカル応用研究機関(IMRA)において閣僚、各国大使、報道記者を前に、同国が新型コロナウイルスに対する薬を開発したと発表
『Covid Organics』(コビッド・オーガニック)と名づけられたこの薬は、マラリアに効果があるとされるアルテミシア(Artemisia)を主体に同国で採れる他の薬草とあわせて創られている。
IMRAの所長は「この薬は新型コロナウイルスに対して予防薬として利用される予定だが、感染者の治療においてもある種の効果を示している」と述べた。
マダガスカルは3都市において行われている隔離政策を段階的に緩和している。これまで121人が感染したが、死者はゼロである。・・・タンザニアや赤道ギニアなど少なくとも7カ国がすでに商品を受け取ったり要望したりしており・・・」
当然、WHOは「適正な治験が実施されていない」と苦情を言う。しかし、マダガスカル人がへこたれるはずもない。
「これに対し、ラジョエリナ大統領は、仏メディアの取材に対し、『もしこれが欧州の国で開発されていたら、こんなにも疑われただろうか』と訴え、『治験はしていないが、臨床観察はしている』と主張したという」。(朝日新聞デジタル、ヨハネスブルグ、石原孝2020年5月13日10時16分)
この「朝日新聞デジタル」には、「マダガスカルの首都アンタナナリヴで4月20日、同国で開発された薬草入りの飲み物を飲むラジョリナ大統領=AFP時事」の写真がつけられている。
また、テレビ放映では、タンザニア外相がインタビューに応じて、マダガスカルからのこの飲み物の寄贈について感謝していた。「こういう薬の開発が必要である」と。
そこでアルテミシアなるギリシア神話の月の女神について調べてみた。アルテミスはギリシア神話の月の女神、あるいはペルシアの王妃の名であり、ローマ神話ではディアーナ、英語ではダイアナだが、これはヨモギ属の植物である。
「テルペノイドなどの薬用成分を有する」らしい。で、テルペノイドとはテルペン類でありイソプレノイドでもあり、ユーカリの芳香、シナモンやクローブ、ショウガの風味、花の黄色の発色に寄与している物質である。そして「植物性テルペノイドは抗菌性や抗腫瘍性がある」とウィキペディアは記載している。
ヨモギなら分かりやすい。われらの子どもの頃は、ヨモギからお灸を作っていた。これは万能の妙薬であり、祖母はよくこれをすえていた。また、よもぎ餅は定番で、なんとなく体にいいかもと思わせる味と香りがしたものである。
そこで、すでにアフリカ七カ国に輸出しているというこの薬草ジュースを日本に輸入して一儲けしようと考えた。
が、奥様は「あなたはよけいなことを考えなくていい」と一刀両断。
なんということでしょう!この特効薬の一手販売権を入手すれば、アフリカ諸国はマダガスカルに任せるとして、アジア、ヨーロッパ、アメリカ諸国はこちらでおさえて、一千億どころか一兆円単位の儲けが見こまれる、はずなのに。
マダガスカルはこれまで中国からの渡航を禁止してきたが、今回新たに韓国、イタリア、イランからの渡航、およびこれらの国を滞在、経由した人の渡航を禁止した。日本はどういうわけか、この渡航禁止対象国に入っていないので、行くことはできるが、韓国経由のエチオピア航空は使えない。フランスに飛ぶか、モーリシャス経由か、はたまた、ケニヤ、南ア経由となる。中国など目端の利く国民がマダガスカルに入れない今こそ、ビジネスチャンスである!(と、まったくビジネスに無縁の衆生が宣うのである。誰か、やりますか?それで儲けた場合は、アイデア料をアイアイ・ファンドに少々)

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